来年度以降の学生の募集停止を決めた鹿児島純心女子短期大学で、3日、最後の入学式がありました。

桜が咲きほこる中、鹿児島市の鹿児島純心女子短期大学で、「最後の入学式」が開かれました。

1960年に開学したカトリック系の2年制の短大で、4年制大学を希望する若者が増えたことなどで5年連続で定員割れしていたため、来年度以降の学生の募集停止を決めています。

3日は二つの学科にあわせて114人が入学しました。

(生活学科 外村紬華さん)「最後の学生としての誇りを胸に、様々な活動に積極的に取り組み、目標に向かって日々努力を重ね、学園の精神である『神様にも人にも喜ばれる女性をめざす』ことを、ここに誓います」

(入学生)「緊張しているけど楽しみ」

(入学生)「(後輩がいないのはどう?)少し寂しいのもあるけど、ここを選んできたので全力で楽しみたい」

(入学生)「ファッション関係の仕事に就きたい、パターンメイキングなどを学びたい」

3日は鹿児島市の志學館大学でも入学式がありました。

この2年定員割れが続いていましたが、今年は定員を上回る過去最多の445人が入学しました。

(大島高校出身)「(奄美大島と比べて)若い人が多く、交通量も多いので慣れるのが大変。学生が色々なところからきているため、色々な意見に触れられるのが楽しみ」

(志布志高校出身)「たくさん授業を入れたり、先生に質問をして将来弁護士になりたい」

「勉強しながらサークルに入って、交流の場を広めたい」

講義は8日から始まります。