女性を名乗る人物からSNS上で恋愛をほのめかされた、大分県由布市内の70代の男性が投資話に誘われ、300万円余りをだまし取られたことがわかりました。
警察によりますと由布市内に住む70代の男性に3月14日、SNS上で女性を名乗る人物からダイレクトメッセージが届きました。
男性はやり取りを重ねて恋愛感情を抱き、最終的に投資の先生といわれる人物のアカウントを紹介されました。
話を信用して投資した男性が利益分を出金しようとしたところ、「出金手数料が必要」などと説明を受け、指定された口座に3月31日まで5回にわたり合わせて329万円を振り込みました。
高額振り込みが続いていることに気付いた金融機関の職員が1日、男性に声をかけ詐欺の被害が判明しました。
警察は「SNS上で簡単に利益が出るなどの甘い話には気を付けてほしい」と呼びかけています。