新潟県佐渡市に、2025年度としては初めてとなるクルーズ船が入港し、多くの外国人旅行客が降り立ちました。
2025年度の県内では、過去最も多いクルーズ船の寄港が予定されています。

2日に小木港へ入港した海外クルーズ船は、『ル・ジャック・カルティエ』。
アメリカの旅行会社が企画したツアー客およそ100人が、鬼太鼓や佐渡おけさなどの伝統芸能で歓迎を受けました。

佐渡市では『佐渡島の金山』が2024年に世界遺産に登録されたこともあり、今後の観光客の増加が期待されています。

【南佐渡商工会 木村富美雄会長】
「小木地区は名所・旧跡が多い所。有名な“たらい船”を全面に押し出して佐渡市と一体になって宣伝し、さらに充実していこうと思っている」

2025年度は新潟県全体でクルーズ船の寄港が30回予定されていて、過去最多だった2019年度を上回る見込みです。