■どちらが“大宮の顔”?勝負は綱引きで!

町の魅力は拮抗状態。そこで立ち上がったのが、大宮を代表する商業施設の社長。



アルシェ 中島祥雄社長
「どちらが“大宮の顔”なんだ、とかですね」

東西どちらが“大宮の顔”にふさわしいのか。平和にスポーツで解決しようと5年前に綱引き大会を始めたのです。


「西口」には、ハンバーグが人気のうどん店から、店主が応援に駆けつけます。「東口」にも懐かしのオムライスがいただけるレトロ喫茶「伯爵邸」の社長の姿が。

伯爵邸 宮城正和社長
「勝ちますよ、大丈夫ですよ」

2022年は3年ぶりの開催。「東」か「西」か。勝った方が“その年の大宮の顔”として認められるんです。地元住民たちにも緊張が張り詰めます。

因縁の対決がスタート。

「東口」のエースは、プロサッカーチーム「大宮アルディージャ」の取締役。「西口」のエースは、「ゴールドジム」の現役トレーナー。鍛え上げられた筋肉で勝利を目指します。
東西で働く人から15人ずつを選び、およそ40メートルの綱を引き合います。

実況
「東口頑張って!西口ちょっと強いかな」

およそ1分間、綱は動かず。しかしここで、ジムのトレーナー率いる「西口」のパワーが炸裂。徐々に「東口」チームが引っ張られ…

実況
「西口の勝利!!」

武州うどんあかね 祖父江康明さん
「最高っすね、やってくれましたね」



“大宮の顔”を勝ち取ったのは新しいエリア「西口」。綱引きがきっかけで街全体が楽しく盛り上がっています。