青森県鶴田町の「鶴の舞橋」は、老朽化に伴う第2期の大規模改修工事が終わって、1日から通行できるようになり、訪れた人は春の絶景を楽しんでいました。
山頂が雪に覆われる雄大な「岩木山」と鶴が翼を広げたような「鶴の舞橋」のコラボレーションは春の風物詩となっています。
女優の吉永小百合さんがモデルとなったポスターが撮影された場所として、多くの観光客が訪れます。
全長300mの「鶴の舞橋」は、県産のヒバ材を使い1994年に日本一長い木造の三連太鼓橋として作られましたが、建築から約30年が経過し老朽化のため、2023年から3年計画で大規模改修工事を行ってきました。
その工事が終了して、1日から通行ができるようになり、訪れた人は新しくなった橋を渡りながら、春の景色を楽しんでいました。
福岡からの観光客は
「こんなに良い橋があると思わなくて、きょうから通れると聞きうれしかった」
青森県内からの観光客
Q.長生きの橋を渡っていかがですか?
「ぜひ長生きしたい。孫が『100歳までおばあちゃんがんばって』と言うので、どうかな?」
湖畔にある「富士見湖パーク」では、サクラのつぼみがまだ膨らんでいませんが、4月19日~5月6日までは「鶴の舞橋桜まつり」が開催されます。
また、「鶴の舞橋」は8月31日まで通行可能で、9月1日からは第3期の工事が始まり、再び全面通行止めとなります。