スノーボード世界選手権のハーフパイプ日本代表が1日、成田空港に帰国した。
初出場で銀メダルを獲得した15歳の清水さら(TOKIOインカラミ)は「初めての世界選手権で緊張もなく、自分の滑りができて良かった」と笑顔をみせた。

「お寿司を一番に食べたいです」

清水は今シーズンワールドカップに初参戦すると優勝を含む2度の表彰台に上がり、世界選手権でもいきなり銀メダルと存在感を示した。頑張れる秘訣を聞かれると「美味しいご飯が好きなので美味しいご飯を食べて頑張っています」と語り、日本に帰ってきて食べたいものを聞かれると「お寿司を一番に食べたいです。サーモンが好き」と笑顔で答えた。

15歳の新星が五輪メダルを見据える

来年のミラノ・コルティナオリンピック™でメダルの期待がかかる15歳は「小さい頃からの夢の舞台でもありますし、この何年間か目標にしている大会。

メダルを獲得した戸塚優斗(23)、平野流佳(23)、清水さら(15)、小野光希(21)

五輪で成績を残すことがずっと夢だったので、五輪に今シーズンだいぶ近づけたかなと嬉しい気持ちです」と喜びを語りながらも「着地があまり綺麗にできない技があるのと、技数を増やすことが課題」と15歳の新星はしっかりと五輪のメダルを見据えている。

平野流佳「五輪の目標は金メダル」

一方、男子で銀メダルを獲得した平野流佳(23、INPEX)は「天気が悪くてスピードも高さも出せない状況の中でもやれることはやりきれた」と決勝を振り返り「五輪の目標は金メダル。自分の一番良い滑りをしてメダルを獲りたいです」と1年後に迫った五輪での金メダル獲得を誓った。