長野県小諸市にある、県内で最も古い動物園が来年100周年を迎えます。
第2弾のリニューアル工事が終わり、1日にプレオープンしました。

36種類、140匹の動物が飼育されている小諸市動物園。
開園は大正15年(1926年)。県内で最も古く、国内でも5番目に歴史が長いとされる動物園です。

来年の100周年に向けて2021年から段階的な改修工事が進められ、第2期の整備が完了しました。

改修工事のため、去年12月から休園していましたが、1日から2か月間のプレオープン期間が始まりました。

飼育員 萩原祐樹さん:「新しく広くなったポニーたちの獣舎になります。パドックはイベント用に広めに作ったので引き馬体験や乗馬体験も今後できるように訓練をしていこうと」

第二期の工事では、ミニブタやポニー・ヤギ・ヒツジ舎などの獣舎も新しくなり、ミニブタの親子が「新居」で食事をしていました。

整備事業では、ほぼすべての獣舎を野生に近い環境を目指して新設する計画です。

飼育員 萩原祐樹さん:「少しでも動物たちの本来の姿をみてもらったり、動物にとって幸せになれるような獣舎を目指して作ってもらった」

プレーリードッグやアルパカなど新しく仲間に加わる動物のために、獣舎の建設などが6月から始まるため、プレオープンは5月の末まで。

小諸市動物園では、来年4月に予定されるグランドオープンの前に、新しくなった動物園を見に来てほしいと話していました。