新年度のスタートに合わせ、官公庁では辞令交付が行われました。
松本市では初めて3割を超えた女性の管理職にも辞令が渡されました。


松本市役所では1日、課長以上の管理職75人が人事異動の辞令を受けました。

目立ったのは、女性の姿。

松本市では新年度、管理職157人のうち48人が女性となり、割合は30.6%に達しました。

3割を超えたのは初めてで、県内の19の市でも唯一です。

臥雲義尚市長:
「性別にかかわりなく、能力や実績に応じて職責を果たしてもらう。そうした環境が整った」

臥雲市長は、「リーダーシップ」と仲間を支援する「フォロワーシップ」を発揮してほしいなどと訓示しました。

消防防災課長になった宇留賀真理子(うるが・まりこ)さん:
「私にできることを精一杯やろうかなと思っています。(女性管理職が増えて)やりやすくなったなというのが一番で、モデルになる方たちが上にだいぶ増えているので」

松本市ではジェンダーギャップの解消を目指して女性の管理職への登用を積極的に進めていて、割合は5年前の11%から大きく増加しています。