きょうから4月、新社会人としてスタートを切った方もいらっしゃると思います。
一方で、1年後に就職する学生たちの採用は、すでに始まっています。

政府のルールでは3月1日が就職活動の解禁日ですが、リクルートによると、ことし3月1日時点での内定率はすでに48.4%と、早くも半分ほどの学生が内定を勝ち取っています。

(就活に詳しい大学ジャーナリスト 石渡嶺司さん)
「『就職氷河期』という言葉が10年前は目立っていたが、今は企業が苦労するという点では『採用氷河期』。バブル期に、ほぼ近い水準にある」
超売り手市場の今、飲料メーカーなど大手企業で導入が進んでいるというのがAI面接官による「AI面接」です。

エントリーシートの読み込みから一次面接までをAIが担当。先入観がないため面接担当者では見極めきれない学生の「潜在能力」を正確に把握できるとか…。