2025年度予算の成立を受け、1日、記者会見した石破茂総理は、予算を最大限に活用して、国民の暮らしに真摯に向き合い、物価などの社会経済動向に機動的に対応していく考えを示しました。
会見の冒頭で、石破総理は、自身の商品券配布について、
「人付き合いが悪いねとか、会食が足りないねとか、吝嗇家、世に言うケチだねみたいなことをずっと言われてきておりまして、それを気にする部分っていうのが相当にあったのだと思っておりますが、国民の皆様方の感覚からはかけ離れたということは、それは率直に認めなければなりません。」
などと述べ、あらためて謝罪しました。
そして、
「自分を見失っていたところがあるのかもしれません。」
とし、その点は率直に真摯に受け止め、深く反省し、国民の皆様方の思いに真摯に向き合う決意を新たにしたなどと述べました。
また、新年度予算が衆議院と参議院で修正されたことについて、ご迷惑をおかけしたが、党派を超えた政策協議の成果、国会での審議の内容も取り入れて成案が得られたということは、「熟議の国会」の成果であると強調し、予算を最大限に活用して、国民の暮らしに正面から、真摯に向き合って、三つの重点の実現に全力で取り組む考えを示しました。