去年11月に山口県下松市の笠戸湾で船が沈没して3人が死亡した事故で、徳山海上保安部は1日、船長の男性2人を業務上過失往来危険と、業務上過失致死の疑いで書類送検しました。

事故は、去年11月17日早朝、プレジャーボートが沈没して、乗っていた男女4人のうち3人が死亡、1人が軽傷を負ったものです。これまでの捜査で、プレジャーボートは、タグボートが引いていた台船か、タグボートと台船をつなぐロープに衝突したとみられます。

徳山海上保安部は、タグボートの船長の男性(51)と、プレジャーボートの船長の男性(41)=死亡=が、見張りが不十分だったため衝突し、プレジャーボートが沈没するなどしたとして、2人を地検周南支部に書類送検しました。