JR九州の運賃が4月1日から29年ぶりに値上げされ、博多駅では未明に新しい運賃表の張り替え作業が行われました。

RKB 馬場遼之介 記者
「29年据え置きだった運賃が変わり、今新しい運賃表が取り付けられていきます」

博多駅では最終列車が出発したあとの午前0時半ごろ、作業員が券売機の上にある運賃表の張り替え作業を開始しました。

JR九州では4月1日から電気料金や物価の高騰などを理由に29年ぶりに運賃を値上げします。

普通運賃は平均14.6%の値上げで、初乗り運賃は170円から200円に引き上げられます。

また、通学定期は平均16%、通勤定期は平均30.3%の値上げとなり、博多ー小倉間の1か月の通勤定期代はこれまでより1万円近く高くなります。

九州新幹線の特急料金は平均12.4%の値上げとなりますが、在来線の特急料金やグリーン料金などはこれまでと変わりません。