きょう、東京都などで全国で初めてカスハラを防止する条例が施行されました。
「○×△してんじゃねーぞ、おら、殺すぞお前!おい、録画してるんだったらな、警察に行ってな、脅迫罪でもなんでも言えや、ああ、なめてんのかコラァ!」
客による暴言などの迷惑行為「カスタマーハラスメント」。
きょう、東京都や北海道、群馬県などで「カスハラ」を防止するための条例が施行されました。都の条例では、客にカスハラをしないよう求めるとともに、事業者がカスハラを防止するための具体的な対応策を示しています。
東京・品川区にあるこちらの会社では電話でのカスハラに悩まされていて、きょう早速、社員に対する研修が行われました。
講師
「脅迫された場合、例えば「殺すぞ」などの発言であったり、個人情報を特定するようなことを言われた場合には非常事態ですので、まずご自身の身を守ることを最優先に考えて対応を終了させてください」
暴言を吐く客が会話を終了させてくれない場合は、こちらから電話を切る「切電(きりでん)」が有効だと教えられました。
研修を受けた社員
「(これまで)自分自身では判断つかないことが多かったので、注意しなきゃいけないところがクリアになった」
フリー株式会社 大濱のぞみさん
「大切な従業員を暴言だったり理不尽な要求から守る上で、その必要性が広く認識されていくことはすごくいいこと」
すでに「切電」対策を取り入れ、成果をあげている企業もあります。
客
「毎度じゃねぇかよ、ほんとによ!いつもいつもよ!」
オペレーター
「お客様、そのように暴言を吐かれるようであれば、こちらからこれ以上のご案内はできかねます。恐れ入りますが、お電話切らせていただきます」
客
「ばーか!切るぞ、ばか」
首都高速道路の「お客様センター」は、「切電マニュアル」をおととしの5月に導入。これまでに33件の電話を切ったということですが、その後トラブルに発展したことはないそうです。
「カスハラ」の防止をめぐっては国も法整備を進めていて、企業に対して、従業員を守るための対策をとることを義務づける改正法案が今の国会で成立する見込みです。
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