青森県民の生活の負担はコメだけではなく、新年度を迎える4月1日からは食料品など4000品目が値上がりします。一方で、子育て支援の一環で高校生以下を対象に無料となる施設もあります。

民間の信用調査会社帝国データバンクによりますと、4月に値上げとなる食料品は1年6か月ぶりの水準となる4000品目以上。ビールや食用油、食肉加工品などを中心に値上げとなります。

新年度も物価高騰の波が県民生活の負担となるなか、県内では高校生以下の利用料が無料となる施設ももあります。

中澤美寿妃 記者
「青森市のこちらの水族館では、あすから高校生以下の入館料が無料になるのを前に、いま券売機の変更作業が行われています」

浅虫水族館では、大人の入館料が170円値上げとなりますが、家族連れも多く利用客の反応は上々です。

利用客は
「高校生以下無料というのは親としてはすごく助かります。お金がかかるとみんな考えてしまう。いま物価高なので」

県営浅虫水族館 久保真司さん
「県民のためになるような施設を目指していきますので、ぜひたくさん利用していただければ、うれしく思います」

このほか「三沢航空科学館」と「三内丸山遺跡センター」、それに「白神山地ビジターセンター」で、4月1日から高校生以下の入館料が無料となります。