昭和、平成、令和にわたり県政を支えてきた山口県の職員が31日、退職の日を迎え、長年勤めた職場に別れを告げました。



県職員は去年から61歳に定年が引き上げられました。

60歳の節目に退職する人などを含め129人が最後の日を迎えました。



県庁行われた辞令交付式で、村岡知事から、1人1人に辞令が手渡されました。

村岡嗣政 知事
「それぞれの県庁生活を振り返って、いろんな思いが巡っていると思いますけれども、本当に長年にわたります県政へのご尽力に対しまして、心から敬意を表し、また感謝を申し上げたいと思います」

退職者の多くは今の庁舎ができてまもない、昭和62年、1987年前後に入庁しました。

2001年の山口きらら博に、2011年の山口国体、2018年の山口ゆめ花博と大きなイベントを支え、新型コロナの対応にも奮闘してきた世代です。

総合企画部 永富直樹 部長
「いろんな人と出会えて、一緒に仕事ができました。自分のできることは精いっぱいやったという気持ちもありますので、本当に充実した県庁生活を送れたと感謝をしてます」

健康福祉部 國吉宏和 部長
「いろいろ幅広い業務をさせていただいて、私自身いい経験になったなと思っておりますし、県民の方に少しでも役に立ったなら幸いだなと思っております」



晴れやかな笑顔で、長年勤めた職場に別れを告げました。

新年度は新たに167人の職員を迎える予定です。