多田氏「旧統一教会は何でも利用する」正体を言わず勧誘も

「この会見は非常に衝撃的でした。統一教会がコメントしている『親心』というのは完全にはき違えていると思っていて、旧統一教会では教義上、文鮮明教祖が本当の父母、親だと教えられているわけです。今回、精神に異常をきたしているとか、親がそんんことを言うなんて通常は考えられないじゃないですか。でも統一教会の中にいたらこういうことを言わざるを得ないかもしれない。指示もあって」
ーー教会側の説明に小川さんは「親の情で心が揺らぐのを利用していると思い、最低だと感じた」とコメントしています。多田さんはどうお感じになりましたでしょうか?
「彼女はすごくよくわかっていますよね。統一教会は何でも利用するんすよ。親心だと言って、例えば霊感商法では壺を売ったりとか非常にそうしたことをしてくると。一つだけ補足すると、1世信者は自ら入ったというよりは、統一教会だと言われず正体を隠して入っているんですね。結局。構図としては似ていると思います」
ーー教会側から対話の機会を設けるという提案がホームページ上であったことについて
小川さんは「内々に示談をしたい思いなのか、話し合いをするなら、メディアを介してしたい。圧力を感じるが、『2世問題を解決しよう』と改めて気持ちを強くした」としています。
「一つ言いたいのは、クローズドの世界で騙すことが実は旧統一教会の得意技なんですよ。オープンな場で話すということが大事なんですよね。クローズドなところで説得して、教団に引き入れようとか、みんなそういうふうな所で戻されたりしています」














