津波で被災した仙台市の荒浜地区に、にぎわいを取り戻そうと屋外の遊び場がオープンしました。荒浜・深沼エリアを紹介するデジタルマップもお披露目されました。

村上晴香アナウンサー:
「きょうオープンした屋外遊び場です。自分で自由に組み合わせて遊ぶ遊具もあります」

新たに遊び場がオープンしたのは、仙台市若林区荒浜の「深沼うみのひろば」の一角です。

車いすのまま入れるスロープや介助の人も一緒に滑ることができる広々としたすべり台など障害の有無や年齢に関係なく楽しめる遊具が備えられています。

子ども:
「一番おもしろかったのはすべり台です。波になっているところが楽しかったです」

津波で被災した深沼ににぎわいを取り戻そうと、2023年に開設された深沼うみのひろばには、カフェやバーベキュー場があるほか、アウトドアイベントも開かれています。

今野不動産 今野幸輝社長:
「海に近いところと大自然の中で、自然の遊びをもっとここで作れたら良いなと思っています」

31日は、東北福祉大学と常盤木学園高校、地元企業などが連携して制作したデジタルマップもお披露目されました。マップには動画や写真も埋め込まれていて、このエリアがどんな場所なのか分かるようになっています。