コメの値上がりが収まらないなか、農林水産省は「流通の目詰まり調査」の結果を発表しました。生産者や卸売業者などが先々を心配した結果、それぞれの流通段階において、在庫が分散されたとしています。
農水省の調査結果によりますと、今年1月末の時点で、▼生産者の在庫が9万トン、▼卸売業者などで3万トン多く、前の年と比べてコメを抱えていることがわかりました。
そして、▼新たに参入した業者や小売り・外食業者などを含むそれぞれの流通段階の在庫も7万トン増加。前の年と比べ、あわせて19万トン多く、コメの在庫が分散されていると結論づけました。
江藤拓 農林水産大臣
「生産者、卸売業者、小売りや中食、外食の事業者の皆さんが先々を心配して、この秋までの必要であろうお米を確保しようという動きをされて、それぞれ少しずつ先回りして在庫を積み上げていった結果ではないかと推測」
また、コメの流通については、JAなど大手集荷業者を通さずに、▼生産者から卸売業者へ、そして、▼生産者から消費者への直接販売などで取引されたコメが前の年と比べて44万トン増えたということです。
去年夏の「令和のコメ騒動」を受け、コメを生産者から直接買い付ける業者が増えるなど流通の多様化が起きた結果、大手集荷業者を通じたこれまでのルートが滞り、値上がりにつながった形とみられます。
農水省は、一部の生産者や業者などが投機目的で在庫を抱え込む「売り渋り」が流通へ影響しているとして、実態を把握するため、小規模な集荷や卸売業者などを対象に調査を行っていました。
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