東京電力は福島第一原発の処理水について、今年度最後となる海への放出が30日、完了したと発表しました。

東京電力は、3月12日から福島第一原発の放射性物質・トリチウムを含む処理水について、今年度7回目、通算11回目となる海への放出を行っていて、30日午前11時50分ごろ、放出が完了したということです。
今年度最後となる今回も、これまでと同じおよそ7800トンの処理水が海に放出されました。
これで今年度はおよそ5万4600トンの処理水が海に放出され、東京電力は来年度も同じ量の処理水を7回に分けて海に放出する方針です。