大阪・関西万博の開催にあわせて大阪と奈良を結ぶJRの特急「まほろば」に来月登場する新車両が、きょう(30日)岡山駅でお披露目されました。

特急「まほろば」の新車両「安寧(あんねい)」です。

展示会は来月5日から新車両の運行が始まるのを前に、広く利用を呼びかけようと神戸、広島に続いて岡山駅で開かれました。

「安寧」は落ち着いた色合いの3両編成で、先頭車両の前面には、唐草文様をモチーフにしたロゴマークがあしらわれ、

内部の座席にも古都・奈良をイメージさせる奈良時代や平安時代の花の文様がほどこされています。

きょうは展示にあわせ一般向けの見学会も開かれました。

(子ども)
「色はなんか、かっこよかった」

(母親)
「すごくゆったりしていてシートも。素敵だなと思いました」

(JR西日本 岡山営業部 竹中吉博部長)
「奈良らしさがほんとにあふれていいデザインで、車内も仏像が飾られていたり、奈良に行きたいなと思っていただける車内になっていると思います」
特急「まほろば」の新車両「安寧」は来月(4月)5日から運行が始まることになっていて、秋ごろにはさらに色違いの別のデザインの新車両「悠久」も導入される予定です。