日本語を学ぶ海外の学生たちによる日本語弁論大会の決勝がきょう(28日)、岡山市内で行われました。今回のテーマは「私の夢」です。

「みなさんは夢を持っていますか?私の夢は将来、心理学の先生になることです」

弁論大会は、海外での日本語の普及や、日本文化への理解を深めてもらうことを目的に加計学園が開いたもので、今回で15回目となります。学園と協定を結ぶ学校などがあるインドネシアや台湾といった11の国と地域で予選があり、約2,000人が参加しました。

それぞれの地区の優勝者11人が、きょう(28日)オンライン形式で決勝大会に臨みました。今年の弁論のテーマは「私の夢」…これまでの授業で学んだ日本語力や表現力を披露し、熱弁をふるいます。

「私は手話を通して、だれかの世界に小さな光を灯したい。一つの手の動きで、だれかの心に橋をかけられる、私はそう信じています」

(加計学園 国際交流局長 大月史嗣さん)
「日本の文化といいますか、そういったことも同時に学べますので、日本に対する理解とか、母国と日本の絆を強めてもらう」

加計学園は、今後も日本語教育の支援を続けていきたいとしています。