長野市の20代の男性が大阪府警の警察官を名乗る男から、合わせて150万円をだまし取られました。

長野市に住む20代の男性の携帯電話に、29日、大阪府警の警察官をかたる男から「あなたの口座が資金洗浄に使われている」「大阪府警まで来てほしい」「やっていないのであれば指定する口座にお金を振り込んでもらう必要がある」などとうその電話がありました。

長野県警によりますと男性は、その日のうちにインターネットバンキングや市内の金融機関などのATMで、3回にわたり合わせて150万円を振り込みました。

その後、相手と連絡が取れなくなり、被害に気づいたということです。

警察は、電話で金を請求されたときは1人で判断せず、必ず家族や警察に相談するよう呼びかけています。