熊本県氷川町唯一の町立保育所で、卒園式と閉所式が執り行われました。

氷川町立常葉(ときわ)保育所で開かれた最後の卒園式では、11人の園児が卒園証書を受け取りました。

1951年に設立されたこの保育所は、1歳以上の未就学児が通っていましたが、少子化の影響などで今月(3月)で閉所します。

卒園式の後に行われた閉所式には約100人が参加し、最後のイベントとして一緒に風船を飛ばしました。

参加者「常葉保育所ありがとう」

73年間で3212人が卒園した保育所との別れを惜しみました。

跡地について町は今後、教育の場としての活用を検討します。

一方、在籍中の園児17人は、町内外の他の保育所などに転園するということです。