大分市の水族館うみたまごに新しいアイドルが誕生。すくすく元気に成長している姿が公開されています。

春休みに入り、多くの家族連れが来場する大分マリーンパレス水族館「うみたまご」。来場者が眺める先で、気持ちよさそうに寝そべっているのが、生まれたばかりのゴマフアザラシの赤ちゃんです。

(飼育部獣類グループ・太田頌悟さん)「最初は小さくてかわいらしいなと思っていたんですが、日に日に大きくなる姿と成長を見られるだけで楽しく過ごさせてもらっています」

3月12日、ゴマフアザラシのセロリが体長80センチ、体重10キロほどのメスの赤ちゃんを出産。特徴は、もふもふとした白い毛です。大きくなるにつれ、抜けて灰色の毛だけになるため、あと1、2週間しか見られない貴重な姿です。

(訪れた子ども)「ちっちゃくてかわいい。前にいる子と違うなあと思った」「かわいかった。白色でびっくりした」

1日のうち寝ている時間が長いそうですが、よく食べ、よく泳ぎ、体重は早くも2倍に。お母さんに見守られながらすくすくと育っています。

(飼育部獣類グループ・太田頌悟さん)「仰向けになって手をパタパタしながらかわいらしい姿をぜひ見ていただきたい。このうみたまごの新しい一員としてみなさんの人気者になってもらいたい」

名前はまだ決まっていないものの、その可愛らしさで人気を集めそうです。