政府が放出した備蓄米についてJAグループ新潟は新潟県分として、5000トンを希望していたことを明らかにしました。
これは28日に開かれたJAグループ新潟の定例会見で明らかになりました。
【JA新潟中央会 伊藤能徳 会長】「本県におきましても5000トンほどですから、第1回目は入札をしたところであります」

初回の備蓄米の入札はJA全農が各都道府県のJAグループの希望をまとめて入札に参加していましたが、新潟は、5000トンを希望していたということです。

初回の放出量全体の3.5パーセントにあたり、来月中旬から下旬には県内で流通するとみられています。

ただ、落札価格や、実際に何トン新潟に入るかは非公開で、全てが県内で販売されるわけではないということです。
気になる今後の価格は…。
【JA新潟中央会 伊藤能徳 会長】「実際これどのくらいの効果がるのかはっきり把握できない。少しは落ち着いてほしいというのは今の願いでありますし、また消費者にとってもそう思います」

JA 全農新潟は卸売業者や小売業者を通じて決まるため、実際にどれくらいの価格になるかは「わからない」としました。
