障害のある作家の作品を発信するヘラルボニーの取り組みを、岩手を訪れる多くの人に知ってもらおうという巨大なアートバナーが盛岡駅でお披露目されました。

28日は盛岡駅の在来線コンコースで除幕式が行われ、盛岡駅の庄司裕二駅長やヘラルボニーの森尾洋一岩手事業部マネージャーがアートバナーをお披露目しました。
常設展示される縦3.3メートル、横7.3メートルの巨大なアートバナーには「へラルボニー」の契約作家、川邊紘子さんの「楽器」という作品が使われました。

作品に描かれたギターやドラムなどさまざまな楽器を持った人たちが、多様な文化が奏でるハーモニーを表現していて、盛岡駅を利用する多くの人にヘラルボニーの取り組みを伝えます。

(ヘラルボニー 森尾洋一岩手事業部マネージャー)
「作品がとても賑やかで明るい色調のものでもありますので、(作品を見て)明るい気持ちになっていただける方がいらっしゃるといいなと思っております」

ヘラルボニーは29日、盛岡市菜園のカワトクにショップやギャラリーなどを併設した拠点施設「ISAIPARK」をオープンさせます。