政府は、矢田稚子総理大臣補佐官が3月31日付で辞職することをけさの閣議で決定しました。
林芳正 官房長官
「矢田総理補佐官につきましては、これまでのキャリアを生かして、賃金雇用担当として現場への積極的な訪問を行いながら、助言や提言を行っていただいた」
矢田氏は労働組合出身で、野党・国民民主党の参院議員を1期務めた経験もありましたが、岸田前政権で異例の抜擢で総理大臣補佐官に就任しました。
矢田氏は、男女の賃金格差解消などをめざす政府会議の座長として、26日に議論の報告書を総理に提出したばかりでしたが、林長官は「担当いただいた内容に一区切りがついたところであり、それを踏まえて総理が判断された」と説明しました。
また、矢田氏の後任を置くかどうかについては「総理が必要に応じて判断する」と述べるに留めました。
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