現場付近では午後8時前から雨が降り始めた

大森市長は午前の会見では、「鎮圧の判断はあすの朝以降になる」との認識を示していました。勢いが落ち着いていたきょうも、しぶとく燃え続ける山林火災。

そんな中、現場付近では午後7時45分ごろから雨が降り始めました。

(甲野良輔 記者)
「午後8時半の岡山市南区飽浦地区です。こちらでは先ほどから雨が降り始めました。山林火災発生から5日目、待ち望んでいた雨に鎮圧への期待が高まります」

待機していた消防団員の人たちにとっても、願っていた雨です。

(甲浦分団団長 井上隆雄さん)
「これで鎮圧状態になれば嬉しいと思います。それなりに降ってくれれば、完全に鎮圧・鎮火の状態になるかなと思います」

ーこれで本当に消えたらいいですね。

「そうですね、万々歳ですよね。特に消防の職員も消防団員も本当にクタクタなんです。起伏の多いところを歩いて、足元の悪いところも歩いてますんで」

「天気予報もときに裏切りますんで、それでも消防団は一生懸命消して、皆さんの安心安全を守りたいと思っています」