中国の王毅外相はフランスのバロ外相と会談し、アメリカのトランプ政権が離脱する方針を示した温暖化対策の「パリ協定」について、堅持する姿勢を確認しました。
中国外務省によりますと、中国の王毅外相は27日、北京を訪問しているフランスのバロ外相と会談しました。
そのなかで、王毅外相は保護主義的な政策を推し進めるアメリカのトランプ政権を念頭に、「中国とフランスの両国は大国としての責任を示し、単独主義に反対する多国間主義を堅持しなければならない」として、戦略的な関係を強化する必要性を訴えました。
バロ外相も「国際情勢はますます不確実性を増していて、中仏関係の重要性がより際立ってきている」と応じ、「両国が大国の役割を果たし、世界の平和と安定を維持する必要がある」と指摘したということです。
中国国営の新華社通信によりますと、会談後、中国とフランスの両政府は今年で温暖化対策の「パリ協定」採択から10年となることを受けて、共同声明を発表しました。
「パリ協定」を離脱する方針のトランプ政権に対抗し、両国は協定を堅持する方針を確認したということです。また、気候変動への対策として「すべての締結国が政治的エネルギーを注ぐ必要がある」と指摘し、国際協力の重要性を訴えました。
国際協力を重視する姿勢を強調することで、フランスなどEU諸国との関係を強化し、国際社会での主導権を握る狙いがあるものとみられます。
注目の記事
“生きるためにやる”――青い舌の少女たち 高校生の70人に1人が経験、死に至るケースもある「オーバードーズ」彼女たちを救うには

「一生かけて償う」と言ったのに…今も意識戻らない当時4歳女児 タイヤ直撃の民事裁判で運転の男「賠償責任争う」 女児の父が抱く不信感「なぜ今さらなのか」札幌市西区

【冒頭全文】「人間のクズ」発言など“パワハラ認定”の山中竹春・横浜市長が謝罪会見で辞職表明「私自身の至らなさで多くの方々にご迷惑」

10分前の記憶が消えていく…高校2年生の夏休みに脳出血 後遺症と向き合い左手一本で「今」を刻む22歳 愛媛

ユニクロの「エアリズム」 いつ買ったかわかる“隠れた数字” より涼しく着る方法は?透けにくい色は?買い替え時は?担当者に聞いた

ペットもかかる“熱中症” 散歩や室内での過ごし方など これまでの当たり前は通用しない? 飼い主が知るべき「新常識」









