熊本県天草地域の離島・湯島(ゆしま)では、島を離れる教員たちが教え子や住民と別れを惜しみました。
この春の異動で湯島の小学校からは、校長と3人の教員が離れることになり、きょう(3月27日)は島をあげて見送りました。

児童「昼休みにみんなで遊んだことが思い出に残っています」「次の学校に行ったら湯島小とは人数とかも違うと思いますけど、湯島小の事を思い出して頑張ってほしいです」
港には子どもたちをはじめ保護者も集まり、一人ひとりと言葉を交わします。

「うわーありがとうございました」「ありがとう、(手紙)読みます。かわいい」

荒尾市立中央小学校へ 川端大智教諭「楽しかったです。大根作って島民に配ったり釣り大会をしたり楽しい時間でした」
宇城市立河江小学校へ 林田佳純養護教諭「大好きな子どもたちに3年間囲まれて、本当に幸せで湯島に来れたことを誇りに思います」

そして別れの時…。
船が出港すると互いに手を振りあい、子ども達は岸を走って最後まで別れを惜しんでいました。
