あの山林火災が残した教訓
そして、山林火災があった現場には今はキャンプ場もあり、こんな声も…。
(住民)
「(キャンプ場から煙が出ていると)怖い」

そこでキャンプを楽しんでいる人にも聞きました。
(キャンプに訪れた人)
「風が強かったら絶対火を起こさないのが大事。他にも防火シートを敷いたり、水を近くに置く対策が必要」
細心の注意を払って楽しんでいるということでした。

一方、岐阜市の地元住民たちは、あの火災は決して忘れることはできないと話します。
(住民)
「絶対、家でゴミを燃やさない。焼却炉があっても使わない。火のまわりだけは厳しく」
当時、火の手が及んだ各務原市のハイキングコースには「山火事注意」と書かれた、のぼり旗や看板が、あちこちに設置されています。
住民たちが、あの23年前の山林火災を忘れていないことがうかがえます。
CBCテレビ「チャント!」2025年3月27日放送より