プロ野球開幕を翌日に控えた27日、DeNAの三浦大輔監督(51)が会見に出席し、開幕戦に向けて意気込みを語った。

今季の開幕戦は本拠地・横浜スタジアムで2019年以来となる中日との対戦。三浦監督は「良い状態で明日挑めることになってます」と自信を覗かせる。

昨季は、広島相手に5年ぶりに開幕戦を制したDeNA。シーズンはリーグ3位も、CS(クライマックスシリーズ)を勝ち上がり、日本シリーズではソフトバンクを相手に連敗から4連勝、下剋上となる26年ぶりの日本一に輝いた。今季は“横浜奪首”をチームのスローガンに掲げ、就任5年目のシーズンへ「首位を取ること、スタートダッシュを決めること。その意味を込めて、チームスローガンにしているのでいいスタートを切りたい」と力強く話した。

開幕投手の大役は2年連続で東克樹(29)が務める。「ここまでの実績もそうですし1年間ローテを任せられる投手、先頭になって走ってくれる投手ということで決めました」と東への思いを明かした三浦監督。27年ぶりリーグ優勝、そして日本一連覇に向けて「143試合長い戦いになると思いますけど最後の最後までチーム一丸となって全力で戦って参ります」と決意を口にした。