「サムライギタリスト」とも呼ばれる日本人ギタリストMIYAVIが10月6日、日米交流の一環として米・バージニア州にあるセカンダリースクール(日本の中高に該当)を訪問し、生徒たちの前で演奏を披露した。指で弦を弾くようにギターを演奏するスラップ奏法でアメリカでも注目されているMIYAVIはデビュー20周年の北米ツアーを始めたばかり。この学校ではおよそ250人が日本語を学んでいて、会場は大きな歓声に包まれた。MIYAVIは日米の懸け橋としての自身の活動について「僕がやっているのは、ロックという西洋の文化・フォーマットですが、自分の演奏がきっかけで、日本文化や日本語を学ぼうという子供たちがたくさんいるので、意識はすごく持っています」と語った。
今年でデビューから20年を迎えるMIYAVIは、ギタリストや俳優として活動しながら、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善大使も務めている。映画「アンブロークン」への出演をきっかけに、米俳優アンジェリーナ・ジョリーと親交を深め、2017年に日本人として初めて同大使に就任。以降、世界各地をまわって演奏していて、今年はウクライナの隣国のモルドバやルーマニアを訪れた。その時の体験についてMIYAVIは「ウクライナから逃げてきた人の中には、シェフや医者やミュージシャンだった人がいました。(ギター演奏の)文化を通じて、彼らの人間的な部分を引き出すことが、自分の親善大使としての役目でした。手応えを感じましたし、それと同時に色々なことも感じました。というのも、男性は国に残って国を守らないといけないので、ウクライナからの避難民にはお父さんがいないんです。戦争状態であり、お母さんや子供たちの寂しさと不安を感じました。僕たちは募金しかできないのかもしれませんが、現実をもっと知って、少しでもサポートすることへの大切さをすごく感じています」と語った。
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