あす(20日)開かれるプロ野球ドラフト会議で「1位指名確実」といわれ、どの球団に行くのか最も注目を集めているのが、高松商業の浅野翔吾選手です。

高校通算68本塁打、甲子園でも活躍をみせた浅野選手がプロで目指すのは、「夢を与えるプレーヤー」です。

■ドラフト最注目のスラッガー 運命の日を前に「17歳のいま」


打球は軽々とネットを直撃。身長170センチと上背はありませんが、分厚い上半身と鍛えられた下半身から生み出されるパワーで、高校通算68ホームランの高松商業・浅野翔吾選手です。

ー 調子はどう?

「全然です」


ープロ意識した練習は?

「練習を全然していないのでこれから」


ーわくわく、どきどき?

「いや、まだそういった思いというのは全然ないです」


浅野選手は、複数の球団から1位指名が予想される、ドラフト注目度No.1のスラッガーです。


(高松商 浅野翔吾 選手)
「不安と楽しみというか、自分のしたいことが決まるというか、いままで目標だったことが現実に起こるので、そこが楽しみです」

■小学3年時 テレビで観て「ただただプロ野球選手になりたい」


浅野選手は、小学校3年生のときに野球を始めました。そのときすでにプロに行くという夢を抱いていました。


(高松商 浅野翔吾 選手)
「プロをテレビで見ていて、『僕もなりたい』って思っていました。ただただプロ野球選手になりたい」

■「先輩はとにかくバケモン 走攻守、全部やばかった」


新チームで浅野選手の背番号8を受け継いだ、久保選手。小学校時代からの後輩は、最初に見たときの衝撃が忘れられないといいます。


(小学校時代からの後輩 久保 慶太郎選手)
「とにかくバケモンでした。走攻守全部やばくて。バッティングも一人だけ飛距離が違って、小学校の時からずっとホームランばっかりで」


(記者)  「続かないと?」
(久保選手)「無理っす。」