■外野手の浅野選手 グラウンドでは「サードの練習」も なぜ?

これまで多数の名選手が輩出している名門・高松商業野球部でも、在籍中に1位指名されれば初めてという快挙。注目される打撃だけではなく、走攻守揃った選手を目指したいと考えています。


(高松商 浅野翔吾 選手)
「どれか一つだけではなくて、すべてのプレーにおいて一流の選手になりたいなと」

公式戦ではセンターを守っていた浅野選手ですが、この日はサードでノックを受けます。内野にコンバートをという球団もあるのだといいます。

(高松商 浅野翔吾 選手)
「ユーティリティープレーヤーというか、どこでも出来る準備で、ここだけできるというのではなく、オールラウンダーというのをしたいなと」
■身長の低い選手と子どもたちに「夢を与えられるような選手」に
香川が生んだスラッガー、浅野翔吾選手。目標は「プロの世界で夢を与えられる選手」です。

(高松商 浅野翔吾 選手)
「今までは夢だったんですけど、それが目標になって、今までやってきたことを信じて」


「身長が小さいんですけど、それを言い訳することなく、身長の小さい選手だったり、子供たちに夢を与えられるような選手になりたいと思います」

ドラフト会議はいよいよ明日20日。幼いころからの夢が現実に近づいた今、その先を見据え、運命の時を待つ浅野選手です。