レタスの仕入れを予定するのは、竹原市 高崎町の農園です。


こだわりは、農薬の使用回数を通常の4分の1に抑えることで、安全で甘いレタスを作っていることだそうです。


一笑農芸 小中 将史さん
「小さい子たちが安全に食べられる野菜を作りたいんですよね」


― 除草剤もあまり使われない感じ?
「除草剤はもうゼロですね」


ゆめマート西条 石元 克典 店長
「農薬を使わないとか、子どもにも甘くて食べやすい商品を作りたいとか、そういったコンセプトが、自分たちのお店のコンセプトにマッチしているなというのをあらためて感じた」

地元・東広島らしい商品の開発も目指しています。


水産物加工販売のマルケー食品は、ゆめモール西条がオープンするのに合わせて、新たな商品の生産をイズミから任されました。


マルケー食品 平櫛 克也 社長
「西条店のオープンにちなんだ商品を(イズミの)吉川バイヤーから話をいただいて…」


こちらが、新商品の『酒粕入り西京味噌漬け』です。サワラ・サバ・サーモン・銀ダラ・キンメダイの5種類の魚を材料に、西条の蔵元・賀茂鶴の酒かすが入っています。


酒かすの風味が魚に移り、魚独特のにおいを抑える効果があるそうです。


この日、生産現場には、イズミの新商品の開発担当・吉川 啓介さんの姿がありました。


イズミ 鮮魚部 吉川 啓介 シニアバイヤー
「あれは、混ざった状態で出てくる?」


マルケー食品 平櫛 克也 社長
「事前にみそと酒かすを混ぜて」


吉川 啓介 シニアバイヤー
「ぼくら、製品ができたのを見るのが当たり前で。実際に作るのを見ると、感慨深い」


魚を切るところから加工まで1つひとつの工程が手作業で行われていきます。


吉川 啓介 シニアバイヤー
「西条をきっかけにイズミ全店で販売できるようにしたい」


蔵元と食品メーカーの協力で生まれた新商品…。その出来は?


イズミ 鮮魚部 吉川 啓介 シニアバイヤー
「酒かすの風味が程よくあって、しっかり味噌のうま味もあって、とてもいいものに仕上がっていると思います」

― 自己評価は?
「100点です」


小さな子どものいる家庭の客にも購入してもらえるよう、あらかじめ骨をとった商品もつくります。