4月以降も食品の値上げ続きそうな中、栄養抜群“最強野菜”とも言われるブロッコリーがお手頃価格に。食卓の救世主となるのでしょうか?

春の陽気 野菜価格に影響は?

井上貴博キャスター:
全てのものが高くなっていて、野菜も高かった状況から少しは落ち着きましたが、平年と比べるとまだ高い状況です。

2025年1月と現在の価格を比べてみましょう。(「道の駅しょうなん」によると)

・小松菜:200円→約140円
・レタス:240〜250円→約180円
・ネギ:320円→約280円

直売所担当者によると、「安く買うのは今が最後のチャンスかもしれない。今後、価格は据え置きか上がっていく可能性が高い」と話していました。

小売店での野菜の価格 平年比
・キャベツ:2.5倍
・ネギ:1.67倍
・ダイコン:1.77倍
・タマネギ:1.19倍
・レタス:1.35倍
・にんじん:1.55倍
農林水産省(今月17日~19日調査)より ※1kgあたりの価格比

安くなったとはいえ、どれも平年比で比べると高いんですね。平年比の2倍ぐらいですね。レタス、にんじんは1.5倍~1.3倍です。

秋元さん曰く、2月は雨が少なく、気温が低下した影響で収穫量が減ったということです。原因は原材料価格の高騰より天候なんですか?

「食べチョク」代表 秋元里奈さん:
そうですね。収穫量が少なくなると流通量が減って、その分価格が高くなるので、原材料というよりは単純に天気などの影響が大きいです。

ホラン千秋キャスター:
天気はコントロールできないので仕方ない部分はありますが、定番の野菜が徐々に高くなっていると、「今日何を買えばいいかな」とスーパーで迷うこともあるでしょうね。

「食べチョク」代表 秋元里奈さん:
今は暖かくなってきたので、生育が遅れていたものが、ぶり返して逆にもう取れすぎているものもあるので、そのようなものは比較的安く買えるかなと思います。