山口県や労働団体、経営者団体の代表者が意見交換を行い物価上昇を上回る賃上げの実現に向けて、ともに取り組むことを確認しました。

「やまぐち政労使会議」には村岡知事や、連合山口、県経営者協会などの代表者が出席しました。

山口労働局によると、物価上昇を考慮した実質賃金は、3年連続でマイナスとなっています。

この状況を踏まえ、賃上げに向けた環境整備や原資を確保するための取り引き環境の整備について意見交換が行われました。

村岡嗣政 知事
「物価上昇を上回る賃金上昇を幅広く普及・定着させていくためには、中小企業等における取り組みを促進することが極めて重要になってまいります」

連合山口 伊藤正則 会長
「中小・零細企業のここの労使の賃上げがいかに実現するかが鍵になるんだろうという風に考えております」

今後も生産性の向上や物価上昇を上回る賃上げの実現に向けてともに取り組むことを確認しました。