岩手県大船渡市で発生した大規模な山林火災から26日で1か月です。
市内では今も避難所などで194人が避難生活を強いられています。

大船渡市の大規模な山林火災は、9日に鎮圧が宣言されたものの、発生から1か月となる26日も鎮火には至っていません。
この火災で1人が死亡。焼失面積はおよそ2900ヘクタールで、住宅などの建物210棟が被害を受けました。

市によりますと、25日午後5時の時点で市内の2ヶ所の避難所にあわせて60人が避難していて、親せき宅など避難所以外に身を寄せている人も合わせると、いまだ194人が不自由な避難生活を強いられています。

市は26日、住民を対象に行った調査結果に基づき、仮設住宅の必要な建設戸数を県に報告するということです。