旧統一教会に対して、東京地方裁判所が国の請求を認めて解散を命じたことについて、長野市にある教会の代表は、特別抗告して「事実をはっきりさせたい」と述べました。

東京地裁は25日、高額な献金で多くの人に損害を与えたなどとして、旧統一教会=世界平和統一家庭連合に解散命令を出しました。

教会によりますと、長野県内には長野、上田、松本、飯田など9つの拠点があり、およそ3000人の信者がいます。

世界平和統一家庭連合長野家庭教会・内田哲也教会長:
「明らかに法的解釈や事実に対しての認識の違いが文科省の方にあるので、我々としては事実をはっきりさせて戦いたい」

教団は決定を不服として、高裁に即時抗告するとしています。