宮崎県のMRTラジオでおよそ40年間にわたり、洋楽の魅力を発信してきた「アンクル・マイク」こと伊野啓三郎さんが、ラジオパーソナリティを卒業することになりました。
96歳までラジオパーソナリティを務めた伊野さんの最後の収録に密着しました。

MRTラジオの名物パーソナリティー「アンクル・マイク」は96歳

(伊野啓三郎さん)「この曲もマイクの大好きな曲でね」

MRTラジオの名物パーソナリティー、「アンクル・マイク」こと伊野啓三郎さん、96歳。


およそ40年間にわたり、洋楽への愛とその魅力を発信してきました。


今月21日、伊野さんは、最後の収録の日を迎えました。
20年以上、一緒に番組を担当してきたナンシーこと横山由美さんとの収録です。

(伊野啓三郎さん)「ラストは横山ナンシーさんと一緒に花を飾りたいなと思っているんだな。最後まで頑張りますから!」

(ナンシーさん)「では早速、アンクルマイクさんにご登場いただきましょう。アンクルマイクさ~ん。こんばんは~」
(マイクさん)「こんばんは」


伊野さんは広告会社の社長をしていたおよそ40年前、ラジオのパーソナリティーを打診され、1983年、「アンクル・マイクとナンシーさん」がスタート。


以来35年間、毎週日曜日の午後9時から生放送で自身が選んだ洋楽を紹介。


2019年からは、「アンクル・マイクのビューティフルモーニング」に衣替えして平日朝の番組を担当しました。

(横山さん)「初めてこの放送が始まった瞬間のことを今でも覚えてらっしゃいます?」
(伊野啓三さん)「もうね、感動・感動というところでした」