「消防団」と言えば火の用心の呼びかけや、火事を消すサポートだけでなく災害時に地域を支える重要な役割もあります。深刻な担い手不足に悩む名古屋のある消防団の今に密着しました。

名古屋市西区の城西消防団。
(団長 水野一昭さん(74))
「(Q:胸の階級章は団長の証?)これ団長の証。これ(腕章)は常時つけとれって言われた」


団長は、ひげと笑顔がトレードマークの水野一昭さん。
(城西消防団 団員ら)「75歳で定年です」
こちらは全員75歳。ベテラントリオの野崎さん、伊藤さん、大橋さん。
そして城西消防団最年少の都甲さん。
(最年少 都甲恵さん(40))「靴店で働いておりまして…」


(城西消防団 都甲恵さん)「いらっしゃいませ。(Q:きょうは雰囲気が違いますね)私服なのと接客業なので、こんな感じでやらせてもらっています」

職業も年齢もバラバラの19人。
「非常勤の地方公務員」という身分の消防団員。ここでは月に1回、消火に使うポンプの点検を行ったり、消防士からホースの扱いなどを学んだりして消防への知識を高めています。さらに…