石川県議会の議長を2度務めた自民党の稲村建男議員が、23日都内の病院で亡くなりました。81歳でした。
羽咋市羽咋郡南部選挙区選出で11期目の稲村建男県議は、国土庁長官などを務めた故・稲村左近四郎代議士の長男です。

関係者によりますと、稲村県議は23日都内の自宅で倒れ、病院に搬送されましたが午前11時頃、急性心不全のため亡くなったということです。
稲村県議は、1999年と2020年の2回県議会議長を務め、2023年4月の県議選では、選挙区が1人区となった初めての選挙で現職同士の激しい選挙戦を勝ち抜き当選を果たしました。
19日の県議会の閉会日にも議場に姿を見せ、全国初となる女性の議長、副議長選出の投票も行っていました。

通夜、葬儀は都内で家族葬で行われ、県内でのお別れの会も予定されているということです。
稲村県議の死去により今後、50日以内に補欠選挙が行われます。