東京株式市場で、日経平均株価は一時500円以上値上がりしました。節目の3万8000円台を回復しています。

きのう、トランプ大統領が導入を検討している相互関税について、対象外となる国が出る可能性があるとの認識を示したことを受け、ニューヨーク市場では主要な株価指数がそろって上昇しました。

この流れを受けて、東京市場でも取引開始直後から半導体銘柄を中心に買い注文が相次ぎ、ほぼ全面高の展開となっています。

また、関税政策に対して過度な警戒感が和いだことから、円を売ってドルを買う動きが強まり、きのうから1円以上円安となり、1ドル150円台となっていることから、自動車など輸出関連銘柄も相場を押し上げています。