■個人についても公表すべきとの意見が出るなか自民党の2つの会派は…


自由民主党 江西照康市議:
「私どもの会派の中は当然、個人のところまですべて発表します。それぞれの会派が会派の中の個人のことについては会派が責任を持って行うということで対応したいと考えている」



富山市議会自由民主党 高田重信市議:
「とにかく決議が決まった案文で、『会派が』という言葉が出てきている個人という言葉はひとつも出てきていないなかで、決議しましたというのは会派。個人の出す出さないはあくまでも会派で判断すべきことだと思っています」



議員個人の関わりまで明らかにするかの判断は各会派にゆだねられる形となりました。また、会派ごとに議長に調査結果を提出することが決められました。



提出期限を迎えた17日。チューリップテレビの取材では現時点で2つの会派が関わりがあったと回答しています。


そのうち議員8人が所属する自由民主党会派は議員個人についても調べ、取材に対し久保市議と金岡市議と澤田市議の3人が旧統一教会の関連団体が主催する自転車イベント・ピースロードの実行委員名簿に名前を連ねていたことを明らかにしています。



いずれもピースロードが旧統一教会関連であることを認識しておらずピースロードには出席していないとしています。



自由民主党 柞山数男会長:
「1人1人すべて聞き取りして、隠し事も何もないわけでありまして、今できることを、調査できることは全てしたということです」



一方、旧統一教会の関連団体から選挙応援を受けたことを認めている高田市議と田辺市議の2人が所属する富山市議会自由民主党は今回の調査では教団の関連団体幹部を講師として招きことし1月に会派として開催した勉強会について回答。

会派として個人への聞き取り調査も進めていて具体的な内容については10月20日に記者会見を開き公表するとしています。