青森県むつ市の「海上自衛隊大湊地方隊」が、神奈川県にある「横須賀地方隊」と統合し、「海上自衛隊大湊地区隊」へと改編され、記念の式典が行われました。
24日に行われた式典には、隊員や来賓など約350人が出席しました。
式典では、防衛省の金子容三 政務官が、「部隊の名称が変わっても、海上自衛隊におけるこの地の重要性、この部隊の重要性は変わることはない」と訓示しました。
また、初代・大湊地区総監となる近藤 奈津枝 海将が隊員へ、新たな歴史を作る誇りを持ち、大湊地方隊時代と変わらず地域に根差した貢献をしてほしいと話しました。
初代大湊地区総監 近藤 奈津枝 海将
「大湊地方隊の時代と変わらず、ロジスティックス支援(後方支援)、災害派遣はもとより、海上自衛隊はむつ市民にとって家族であると、温かく隊員を育んでくれるむつ市をはじめとする、この地域に根差した大湊地区隊として、地域への貢献・地域との連携の任務にあたってもらいたい」
改編された大湊地区隊では、来年度護衛艦が1隻増え、合計で8隻体制となるほか、約3000人の定員は維持される予定となっています。