最新のAI技術を活用して動画を制作するイベントが新潟市で21日に開かれ、小・中学生らが最先端の世界を体感しました。
このイベントは、NINNO ACADEMIA(ニーノアカデミア)が開催したものです。NINNO ACADEMIAはデジタルやイノベーションなど様々なプログラムを主に社会人や学生らが学び直すリスキリングなどの取り組みです。今回は、学校の春休み中とあって、小学生や中学生らが参加しやすいようなテーマが設定されました。その一つが、「生成AIで動画作成」です。
生成AIを使ったビジネスを展開している東京の起業家、ⅯetAIのロザノ・デビット代表が講師が招かれ、最新の活用事例が紹介されました。
生成AIをめぐっては、専門的な知識がなくても、作りたい動画のイメージを、文章で入力するだけで、簡単に動画を制作できるほど技術が進歩しています。会場では、およそ40人がパソコンやスマートフォンを触りながら、動画制作に挑戦しました。

参加した中学3年の男子生徒は「AIを使ってどんどんリアルに近づいていると感じた。これからも遊び感覚で生成AIを使ってみたい」と話していました。

このほか、ゲームの要素を使ってビジネス上の課題解決を目指す「ゲーミフィケーション」のワークショップも開催されました。参加者は、あまりなじみのない分野や考え方に触れ、たくさんの刺激を受けていました。