神田さんが子ども達との朗読劇を企画したのは、今回で2回目。
前回の公演では『ガザと網走の違い』や、『パレスチナ問題について自分達はどう考えればいいか?』がテーマでした。
2回目の今年は、パレスチナやガザ地区で、特に子ども達が苦しんでることを知ってもらうだけではなく、『笑い』もテーマに盛り込みました。
・練習のようす
「いきまーす!野球でバッターをやりたがらない動物はなんだ?」
「正解は…オラ打たん。オラウタン。オラウータンでした」

講談師の神田山陽さん
「(ガザの)子どもたちを『どうやって励ましたらいい?』『どんな言葉があるかな?』っていうところからスタートした。『おもしろいことしたい』『笑わせたい!』というのが、あの子たちの思い。(ガザの子どもたちを)笑わせて、励ましたい」
6人のメンバーは、合宿や神田さんからの”宿題”を通して、パレスチナ問題について勉強。

休みの日にも稽古を重ねてきました。
メンバーの美杏さん(小4)の母
「家でも結構、自分で調べて勉強して、(パレスチナ問題は)私も分からないので、いい経験。いろんな知識を学んでいる」
メンバーの亮太くん(小3)母
「子どもたちが喜んで、学校から帰ってきてすぐ(ガザのこと)調べて学んだことを、私たちも学ばせてもらっている」