
無所属・新人の藤丸貴裕氏は、ワンヘルス政策については具体的な中身を「見ていない」と話しますが、これまでの県政運営について、税金の無駄遣いと批判します。

Q.ワンヘルスについて
無所属・新人 藤丸貴裕候補(48)「なんのことか見てないです。見る価値があるのかな」
Q.県政で足りないと思うものは
「税金の無駄遣いはやめた方がいいと思っています」

19日に開かれた服部氏の個人演説会では、服部氏を推薦している立憲民主党もワンヘルスについて注文をつけました。

立憲民主党福岡県連代表 城井崇衆議院議員「少しちまたでも議論になっているそうであります、いわゆるワンヘルスの話がよく分からんという話しが多いものでありますから、ここはぜひ一言で分かりやすく言ってほしいなということが耳が痛い話かもしれませんが、申してます」

選挙戦が進む中、服部氏の発言のトーンにも変化が生じています。初日の出陣式。服部氏がワンヘルスに触れたのは1分ほどでしたがー。
無所属・現 服部誠太郎候補(70)
「これは私たちももっと説明をしなければいけなかったと思います」19日の個人演説会では、約27分の演説のうち6分程をワンヘルスを推進する理由や予算の内訳などの説明に割きました。

無所属・現 服部誠太郎候補(70)
「この100億(円)というものを少しご説明しますと、半分以上は太宰府の保健環境研究所という52年経つ耐震性の不十分な建物。老朽改築経費、古い建物の取り壊し経費でございます。残り40数億(円)のうちの6割、7割のお金はイノシシさん対策です」
経済振興や子育て支援、災害対策、福祉、教育など県が担う政策は多岐にわたります。

ワンヘルスは、その一つにすぎないとはいえ、各候補の政策の違いがわかりやすい争点となっています。