進化する防犯カメラ AI搭載で自動追尾&行動認識

南波キャスター:
防犯ジャーナリストの梅本正行さんは「これからの防犯カメラは、AI搭載が主流になると思います」としています。

これまでの防犯カメラは、▼映像を録画して確認するなどができ、センサーを搭載している場合は、▼人間などの動きを検知して、光や音での抑止が期待できました。

これまでは人間だけでなく、動物にも反応して光や音が出るということもありましたが、AIを搭載されると映像・画像を分析でき、動きや形などから「人間」を即時に判断ができるそうです。

●LIXIL「新屋外カメラLS279」(3万800円 2025年4月1日発売)
・家庭用の防犯カメラ
・AIで人間だけを検知
自動追尾して録画
・ズームや警報音を鳴らすなどの機能も

●NTT東日本 提供サービス「MIMAMORI AI」(2025年3月31日~サービス開始)
骨格で行動を認識
・暴力行為や転倒などを検知
・商業施設や無人店舗での利用で、人手不足の解消に期待
・混雑状況を確認できる機能も

このように防犯カメラは進化を続けています。

日比麻音子キャスター:
最新の技術こそ、防犯や犯罪の抑止に繋がるように思います。

歴史・時代小説家 今村翔吾さん:
時代が進み、私たちが子どもの頃には想像上の物でしかなかったものが、当たり前のようになってきたのだなと感じます。

それと同時にどのような新しい技術が出てきても、それをかいくぐろうとするイタチごっこのような部分もあると思います。それに対して、対策がブラッシュアップされていくのかなと思います。